皆様こんにちは、山中でございます。今日も暖かいですね。でも明日は、また
寒くなるようです。体調管理にはお気を付けくださいね。
「真の良書というものは、これを読む者に対して、その人の人生行路を決定し
ていく意義を持つ」いつもの森信三先生のお言葉です。自身を省みて、強烈な
説得力を持つ言葉です。
人は何かに迷った時、読書に活路を求めます。少なくとも私は、そうでした。
齢30前半で道に迷い、迷走。ふらっと立ち寄った書店で一冊の文庫本が目
に留まり購入。「なぜ営業マンは人間的に成長するのか」社会教育家であり著
述家、田中真澄先生の本です。
当時わが子を授かり、後半生をどのように生きるべきか。自問を繰り返し、答
えを見つけられずにいた私に、明確な解答を示してくれたのです。生きる目的と
は、「生涯世のために自己を活かす」「ひとりひとりが世の中のお役に立つために
存在すべき」強烈でした。
尊敬する方が尊敬する人、興味を覚えます。田中先生の書に度々紹介される、
森信三先生。森信三先生の書に登場する二宮尊徳翁、石田梅岩翁、中江藤樹
翁、吉田松陰翁。読書は深くふかく掘り下げられていきます。
一冊の本との出会いから広がるご縁。読書の奥深さではないでしょうか。尊敬
する人は、人からの尊敬を集めます。尊敬する人を持つ人は、よく学びます。偉
大な先人の知恵と思想に触れるためには、本を読むしかありません。
人生行路を決定付ける真の良書。めぐりあえるといいですね。その為には読書、
読書です。就寝前の30分がいいですよ!