皆様こんにちは、山中でございます。昨日の七夕、あいにくの雨でしたね。少し調べてみました。七夕に天の川が見られる確率。東京 30%、西宮 約26%だそうです。4年に一度というところでしょうか。比較的、沖縄地方は高確率のようですよ。
さて、本日も出社後、すぐにひまわりチェック。昨日咲いていなかったひまわりもパラパラ開花。同じ日に種まきして、同じように水を与えているのに成長には差があります。これも人間と同じですね。(笑)
成長スピードや丈の長さや太さ。一様ではありません。花を育てるという習慣がなかった私は、同じ日に種を蒔けば、だいたい同じスピードで成長し、ほぼ同じ日に開花を迎える。そう思ってました。が、現実は違うようです。
既に開花した花。とても色鮮やかです。ついつい一転集中で美しい黄色に目が行きがちの中、少し成長が遅いひまわり君も、必死に花を咲かそうとしているのが分かります。少しでも長く、ひまわりを見てもらいたい。そんな願いから時期をずらして蒔いた種。一つとして枯れた種はありません。成長に差はあれど、太陽に向かってグングン成長している様子。ひまわりから教えられます。
これから次々と開花を続けるひまわり君。美しく力強い花で私たちを勇気つけてくれた後、花としての寿命を迎えます。美しく咲く期間は1週間から2週間くらい。ひまわり君が、人々の注目を集めなくなってから、最後に大切な仕事が残っています。後世に命を繋ぐ仕事。ひまわりの種は食べる事もできます。油を搾ることもできます。
短い植物の命から、大切なことが学べます。ご先祖様、父母が居てくれたからこそ頂いた人としての命。若い頃は、美しく咲きたい。注目されたい。それでも良い。ですが、私のように昔なら定年を迎える齢になった時、それでは困ります。師匠が教えてくれたこと。「何をやるかではない。何を残せるかだ。」ひまわり君が思い出させてくれました。