(写真は福島の友人から送られた現地の様子)
皆様こんにちは、山中でございます。東京モーターショーが行われてますね。自動車産業がこの先どう変化するのか。私たちの生活の未来像。そのヒントが多く詰まっていると思います。AIにより、あらゆる産業が再定義されると言われています。自動車産業は待ったなしですね。
さて、昨日のブログにも書いたように、台風19号の被害が甚大です。今朝の朝刊にも、ボランティアが足りない。一面で報じられていました。これまでの台風なら、ある特定の地域で済んだ被害。今回の台風は、被害エリアが広い事。などが原因だとか。
テレビ報道から、岩手県の中学生らしき女子たち。学校名が書かれた体操服を着て、スコップを手に、家の中に積もって泥土を除去する様子。本来は学校で勉強している筈の生徒です。そんな映像を見て、なんとも言えない感情が沸いてきました。
自分は映像から、岩手県他で大変な災害が起こり、その地に住む多くの人たちが、どうしようもないくらいに困っていることを知っている。なのに自分は、いつもと変わらない生活をおくっている。仕事が忙しいを理由に、現地へ赴くこともせず、まだ子どもである女子生徒たちに、ニオイも酷く、不潔な環境の中、力仕事をさせてしまっている。そこになんか後ろめたさを感じているからなのか。
もう一つ、テレビ映像から。年老いた老夫婦が住む家の中に泥の山。「私たちでは、どうすることもできませんから・・・。こうしてボランティアの方が来てくれて本当に助かります。」老夫婦が取材を受けている様子を見て、年老いた母を田舎に持つ私。老夫婦が自分の両親と重なってしまい、なんとも情けない気持ちに・・。
東京大学の祝辞より、『日本は世界一冷たい国』 イギリスのチャリティー団体が人助け、寄付、ボランティアなどの項目で各国を評価した世界寄付指数。2018年度調査では、世界144か国中、日本は128位という情けなさ。記事によると、「恐ろしいくらい他人に無関心で、冷淡な国民ということになる。」認めたくはありませんが、確かにな~と思うところも。
昨日も書きました。皆さん、なにかできることをやりましょう。なにかできる筈です。思っているだけではダメです。動きましょう。ボランティアが足りません。ボランティアが不足しています。誰かがやるだろう。多くがそう思う現代日本。お年寄りから聞く言葉。「日本人は昔、こんな民族ではなかった!」その言葉が虚しく頭に響いています。