皆様こんにちは、山中でございます。昨日から東京へ来ています。
昨日もそうでしたが、今日も本当に暑い。暦上では5月ですが、
今日は夏ですね。
さて、前回の日曜日は親塾。月曜日は修身の授業。直接、お伝え
する場を楽しませていただきました。特に子どもたちを見ていて、
感じる事。受け身の教育に慣れてしまい、知っていることで満足
してしまう。主体的に知識を実践につなげられる生徒は少数。
修身の授業ではありましたが、週刊ダイアモンドに掲載されてい
た、大前研一さんさんの特集記事を紹介しました。以下一部引用。
「今の文部科学省の学習指導要領にはAI時代に人間が何を学ぶべ
きか全く書かれていない。それどころか、AIに簡単に置き換えら
れてしまうような知識を学べと言っている。そういう教育を受け
た子どもたちが15年、20年後に直面する厳しい現実を想像す
ると、本当に恐ろしくなる。日本の最大の不幸は、この教育シス
テムです。」
「21世紀は『答えのない世界』です。だから、『教える』とい
う概念もなくなる。デンマークやフィンランドでは、1990年
代半ばに、『教えない』教育にいち早く切り替えました。」
上記、抜粋した文章をお読みいただけると、事の重大性はご理解
いただけると思います。直接、子どもたちに伝える場に立たせて
いただき、大いなる危機感を持っています。
将来、自分たちが生きる社会が、リアルではなくバーチャル。い
わば、テレビの世界の出来事のように捉えている。また今後、大
変革が訪れても、誰かが解決するだろう。依存心と他人事。
決められた答えを書けばいい。テストで高得点出せば文句ないだ
ろう。教える教育に慣れてきた子どもたち。自分たちが当事者で
あることを忘れてしまっているようです。最後に今一度、大前研
一氏の記事引用。
「ではどうすればいいのか。これまでのように誰かから教えても
らい、それを覚えるという学びのスタイルでは駄目。自分で学び
たいことを選び、自ら学ぶ。そういう姿勢が不可欠です。」
日本の子どもたち。だけでなく大人も。これが一番苦手なようで
す。近未来の大変革。早く気づいてくださいね。
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