皆様こんにちは、山中でございます。2月1日、2日と伊勢神宮へお参りに行っておりました。二見輿玉神社から外宮。二日目は内宮の後、猿田彦神社へ。もうすぐ建国記念日。和暦2679年目を迎えます。自分の国の歴史。どれほどの人が知っているのでしょうね。戦後教育の弊害とは言え、寂しい限りです。

 

さて3日の日曜日、朝は東夙川校、夜は逆瀬川校にて新年度説明会へ参加。合間の昼間に親塾。一日で多くの保護者様とお会いすることができました。塾の方針を直接お伝えできる場。本当に楽しいです。

 

私どものグループにお子様を通わせてくださるご家庭。私が言うのも変ですが、かなり感度の高いご家庭であると思います。もちろん学業も大切ですが、それだけでは足りない。これからの時代の変革に対する情報にアンテナを立て、一方、人として変えてはいけない軸を大切になさっている。流されず、ご自身のお考えのもと、判断をくだせる。素晴らしいと思います。

 

進学実績を前面に出し、合格至上主義の塾。その目的は達成したとしても、その陰で、多くの子どもたちが潰されている事実。あまり表には出ません。トップ校へ合格者を多く輩出すれば、地域の一番塾となりやすく、塾経営では王道とされています。ですが、私はそこを目指しませんでした。なぜなら、一人の親として、魅力を感じなかったからです。1人ひとりに個性があり、天分がある。みんな一緒である必要はありません。っていうか、そっちがおかしいでしょ!(笑)

 

入試改革でも求められる主体性。なんのために学ぶのか?軸になる思想信念。そこを考えさせるきっかけを与え続ける塾でありたい。昨日の修身の授業。私から生徒たちへの質問。憲法第九条について、変えるべきか、変えないべきか?重要な問題。判断を下すための知識が足りない。興味を持って調べてみる。賛成か反対か。そんな浅い問題ではなく、遡って史実を知る必要もあるでしょう。国家間の情勢も知るでしょう。

 

大きな視野から考える。そして自分は何をするべきか?思考する。そして進むべき道を決断する。これが求められている主体性です。自ら考え進む。答えのない未来を創り出す人材へ。それが私たちが伝えたいことなのです。勝手に勉強するようになりますよ。

 

 

 

 

コメントは利用できません。