(アイキャッチ画像 尊敬する土光敏夫さんの本 昭和45年に書かれてますが、新しい!)

皆様こんにちは、山中でございます。昨年11月10日に発売された『瞬読』。 発売から4か月と少し。なんと早くも9刷り目。7万部に達しました。本が売れない時代にこの数字。人生、いつ何が起きるか分からないものですね。(笑) こども瞬読は、弊社オリジナル展開です。ご興味ございましたら、体験会へお越しください。

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さて、本日もテレビ会議。議題は、これまで人が行っていた業務。効率化、自動化に向けての内容。スタッフの業務を洗い出し、どの業務が忙しい原因なのか。どこでミスが起きやすいのか。システムやAIの力で、どこまで人の仕事を補うことができるのか。社外顧問のエンジニアの方に入っていただいて進めた会議。結果は驚愕のものに。

 

どういうことかと言うと、これまで私たちの会社が行ってきた仕組み。いかに原始的であるかということがよく理解できました。(笑) AI革命により、今ある仕事の多くがAIで代用可能。半数以上の職種が無くなると言われています。今日の会議を受けて深く実感できました。

 

と、同時に、私の思考はあることと結びつきます。今朝の朝刊にも書かれていた働き方改革。表面的に労使それぞれにメリット、デメリットがあるように見えますね。どちらかと言うと、働く側により有利に見える働き方改革。ですが、正直私は、違和感を覚えていました。なぜ、この時期に政府はこの改革を推し進めようとするのか?

 

今日の会議を受けて、なんか腑に落ちたような気に。政府はAIやIOT技術により、企業により効率的なシステム導入を促そうとしているのではないか。当然、そこには資金が必要。資金の問題を解決できない企業は、これまでどおり、人の労働力に頼らざる得ない。法の改正により、罰を受けるようになり、市場から退場するしかない。

 

自然に問題に目を向けようとしない企業は淘汰され、ひとつの改革の波を乗り越えた企業が生き残る。すると、次のステップになにが起きるか?確実に今より労働力が要らなくなる。人の働く時間も減る。結果、企業による大きな二極化。リストラに舵をきる企業も出てくるでしょう。逆に、経営体質の良い企業は、人を有効に活用する方法を考えるでしょう。決断は経営者の判断。

 

すみません、勝手な私の推測です。(笑) ですが、こんな思考が危機管理です。一見、働く側にメリットがあり、経営側にはデメリットが多く見える改革。表面だけで捉えるのではなく、様々な角度で考えてみることが大切です。そして、あらゆることに備える。準備を怠らない。激変している時代。人に求められている資質が、このような思考ではないでしょうか。さて、どうやって鍛えましょうか。(笑)

 

 

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