皆様こんにちは、山中でございます。シルバーウイーク明けの昨日。各教室では大きな気の緩みも
なく、授業が再開されました。特に、日曜日の夢講演に参加した生徒たちは、最強の接続詞である「だ
からこそ!」を連発。メンタルが強くなっているようです。大切な事は継続。習慣にしてしまう事です。
さて昨日もお伝えさせていただきました東北訪問。南三陸から陸前高田、大船渡という、特に被害の
大きかった地域を回りました。ここに街があった。それが想像もできないほどに、延々と続く空地。寸断
された線路。プレハブで営業する簡易商店街。復興とは呼べない現状を目の当たりにしました。
私の友人が企画し、アテンドまでしてくれた旅。彼は、塩釜という街の商店街の復興のリーダーです。
自らの商売をそっちのけで、街の復興に奔走する姿。他喜力の塊です。自分の商売よりも街の復興。
そう考え動くリーダーだからこそ、塩釜の復興スピードは早く、住民の団結力も強いそうです。
「本気で復興のために動く大人たちの背中を子供たちに見せる。子供たちが大きくなった時、あの時
大人たちは本気だったんだ!そう感じてもらえれば良い。次世代に住みやすい街を継承するために覚
悟を決めたんです。」言うは易し、行うは難し。スゴイ男です。
塩釜市海岸通、市街地再開発組合がある簡易なプレハブの建物。そこでお話を聴かせていただいた
後、私の友人が営むお茶屋さんへ。友人が入れてくれる、心のこもったお茶。本当のおもてなしを感じた
一瞬です。新幹線の広報誌から取材を受けるほどのお茶。作り手の心まで感じるお茶でした。
商売そっちのけで復興に駆け回る友人。矢部亨と言います。塩釜で矢部園というお茶屋さんを営んで
おります。本当に美味しいお茶です。もし、よければご購入いただけると嬉しいです。遠く離れた私たちに
出来る事。忘れないこと、復興支援の火を消さず、次世代へ語り継ぐ事です。大人の背中、大切ですね。