皆様こんにちは、山中でございます。昨夜は、中秋の名月、十五夜お月様が真ん丸とよく見えました。
何代も続く、風習。お団子食べながら、月を眺める。とはいきませんでしたが、大切にしたい文化ですね。
皆さんは、お月様見られましたか。
　さて昨日の日曜日。久しぶりに自宅から一歩も出ずに過ごしました。日中に自宅に居たのはいつ以来
か？それくらい、自宅から見る昼間の風景。新鮮に感じました。のんびりとした空気が流れる中、締切が
迫る原稿を仕上げると夕方。家族が外出していたので、食事なども自分で作ったり。充実の休日でした。
　特別な場所を訪れるわけでもなく、美味しいお店に行ったわけでもない休日。平凡な一日です。なのに、
不思議と、ありがたいな～。幸せだなあ～。そう感じます。当たり前にある平凡な日常。それが、どれだけ
与えられているものなのか。被災地を訪れた後だけに、つくづく感じる事ができました。
　蛇口をひねれば水が出る。スイッチを押せば電気が点く。雨風がしのげる家で過ごせる。当たり前のよ
うに「ただいま～」と、家族が帰って来る。食事の心配をしなくても、ご飯が用意されている。今日も、行く
べき職場がある。学校がある。なんでもが全てありがたい。本当にそう思います。
　そんな親父の傍らには、やんちゃ坊主の次男。口を開けば不満を連発。何かを話しかけると、速攻反論。
反抗期まっただ中です。（笑）何不自由なく、育てられた現代っ子。私たち世代もそうですが、今の当たり前
がどんなに貴重か。この当たり前の生活を手にするために、今も世界のどこかで争いが起きていること。
その多くの犠牲者が子供たちであることなど、知る由もないのでしょうね。良い国ですよ、日本は。
　そんな理解されない話を次男に語り続ける私。聞いてないふりをしながらも、どこかに残っている事を願
いながら。私も、そうして育ててもらったな～。などと、思い出しながらの休日でした。