皆様こんにちは、山中でございます。一部の中学を除き、期末テスト一週間前に突入。
それに伴い、教室の空気もひと際締まってまいりました。
「5計で450点は取る!」「数学は90点は取りたい!」前向きな発言。良い事です。目
標を明確に定め、取り組めております。夢実現のためには、明確な目標設定。綿密な計
画をたて、愚直に実行。間違ってはいません。
しかし、何かが足りません。目的です。何のための目標か。多くの生徒、また多くの大人
に欠けている要素。目標を定め進む。大人なら誰でも知っている物事へのアプローチ。な
のに、多くが挫折を繰り返す。何故か、プレッシャーに負けるからです。苦しくなるからです。
特に、「〇点取らなお母さんに怒られる!」「今度悪かったら塾辞めさせられる!」このよ
うな心理状態で、恐怖から逃れるためのモチベーションでは、一過性の伸びはあっても、
継続的な成長はできません。よほど強い人は例外ですが。
もし、ご家庭でお子様が「今度、400点は絶対超えたいねん!」そんな前向き発言をして
くれたなら、「あなたがやる気になってる姿を見てるだけでもお母さんは充分満足よ!でも
ほんとに400点取ってくれたら、お母さんだけじゃなくお父さんも大はしゃぎすると思うよ!」
と、声をかけてあげてください。過度なプレッシャーは厳禁です。
元来、誰もが人を喜ばせたい欲求を持っています。400点取る→自分嬉しい→お母さん
喜ぶ→お父さんも喜ぶ→先生たちも喜ぶ→みんながハッピー。「ワクワクしてきた!よし、
やるぞ~!」これが途中潰れずに継続する、健全なモチベーション。
目的のない目標は実現可能性が低いのです。仕事も同じです。