皆様こんにちは、山中でございます。中々、先が見えないトンネルが続いております。私どももあらゆる事態を想定して、準備並びに実行を行っております。こういう前例のない事態において、判断の遅れは致命的。確かに、これまでの当たり前を、急に新体制へ切り替えなければならない。簡単ではありません。こんな時こそ前提条件。必ずやる。決めること。そして肚をくくって責任を取る覚悟を決めることでしょうか。(笑) 皆様のご協力に感謝する毎日です。

 

さて、昨年の秋に行われたラグビーワールドカップ。日本中に感動を与えてくれた日本代表チーム。ワンチームという言葉と共に、大切なことを教えてくれました。覚えてますか?

 

今こそ、日本代表チームが教えてくれたワンチームの精神。『All for one.  one for all.』を胸に刻んでほしいのです。多くの人たち、子どもたちも含め、普段の日常とは違う生活を強いられております。仕事をしたくてもできない人。将来に不安を感じる人。子どもの教育面でイライラしている人。等など。不安から不満が膨大し、家庭がギクシャクなんて報道もあります。

 

一方、医療の最前線で患者さんの治療に当たる医療従事者。治安維持に縁の下でがんばってくださる警察官。緊急事態に備えて、準備をしてくださっている自衛隊。そんな前線で命を張って、盾となってくださっている方を支えよう。生活が厳しくなった飲食業者を助けよう。今、自分たちにできることをしよう。自分たちも被害がある中で、不満を口に出さず、人の為に動く人たちもいます。

 

子どもたちに、どんな大人になってほしいですか。尊敬する教育哲学家である故森信三先生は、わが子に望むこととして、次のように仰っています。「家族はもとより、人様へご迷惑をかけない人に。欲を言えば、多少なりとも人様のお役に立てる人に。突き詰めれば、それだけです。」多くの日本人の道徳観がここに集約されていると信じたい。

 

こういう緊急事態。ストレスがかかる状況になると、その人の本質というか、根っこに抱えているものが表に現れます。平時の日常では、社会性を保つためにきれいごとで隠されている根っこが。不安を抱える人は不安が。不満を持っている人は不満。優しい人からは更なる優しさ。誰かを助けたいと思っている人は、その行動を起こさずにはおれなくなります。最前線で命をかける医療従事者の根。涙が出るほどに感動します。

 

感動とは感じて動くこと。自分になにができるか?今は、Stay home. 家に居ること。人と接触する機会を減らすこと。その後になにが出来るか?過去、日本人が数々の難局を乗り越えられたのは、いざとなったら、自分の存在意義を誰かの為に生きる。そんな道徳観が根にあったから。この大切な根っこを失えば、日本はどうなるのでしょうか。今こそ、All for Japan. 国のためになにができるか。政治家批判は次の選挙で。今はできることをやりましょう。私たちは、町を明るくする活動を始めます。ご協力賜れれば嬉しいです。またお願いしますね。

 

 

 

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