皆様こんにちは、山中でございます。こんな時になんですが、本日、54歳の誕生日を迎えました。母から、誕生日おめでとうに加え、私の仕事に対する心配のメッセージ。母親というのは、子どもが54歳になっても、まだ心配するのですね。(笑) ありがたいことです。

 

さて、緊急事態宣言による外出自粛要請を受けて、多くの学校が休校中。既にオンライン授業に切り替えて授業を行っている学校。一方、公立では未だに授業再開のめどが立たない現状。

 

学習塾における対応もまちまちのようで、既にオンライン対応できている所。プリントを送って、自習をさせている所。完全に休校で、対応がない所。等々。大きく分類できるそれぞれの対応ですが、またそれぞれ個々の内容にも大きな差があるのでしょう。

 

では、学習塾に通ってなかった子どもたちは?いったいどうしてるのでしょう?2月から、ずっと学校はお休みとなり、授業を受けられずにいる。オンライン授業に対応している一部の私学や塾へ通う生徒との情報量の差。放っておくと取り返しのつかない差となりそうです。阪神淡路大震災の時、学習環境を保つことが困難な状況でした。当時の高校3年生が受けた模試データによると、9月頃まで、阪神地方の学生たちの遅れが顕著であったそうです。

 

今の状況は、その当時の比ではありません。本来、行われるはずの授業が受けられないのです。受験学年の生徒さんにとっては大変な状況。私どももなんとかできないかと、企画はしてみましたが、塾生の皆様へ提供する授業の手配と実行で、まだそこに手が回せないでいます。

 

時は非常事態。こんな時こそ、会社の垣根を越えて協力して、学校授業の遅れをカバーするサービスが提供できないものか。小、中、高の各学年、各教科。一定時間に、時間割決めてライブオンライン授業。これができれば、学習リズムも整い、学習の遅れもカバーできる。どちらの塾さんも、現状で大変かと思いますが、私塾が一丸となって、地域の子どもたちの一助となる。そんな活動が生まれると良いなと思います。

 

どこが主導でも良い。私どもは全面的に協力します。また、実現に向けて努力してみようと思います。足りないのは、決まった時間でライブ授業ができる講師数。学校が始まるまでの特例措置として、非営利での活動にご理解いただける方がいらっしゃれば、お手伝いいただけると心強いです。

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