(アイキャッチ画像は天孫降臨の地とされる、くしふる神社。漢字変換できなくてスミマセン。)

 

皆様こんにちは、山中でございます。昨日は、SS,APの新年度説明会を開催。10時、14時、19時開始の説明会。全ての場でご挨拶をさせていただきました。生徒さんの保護者様。初めてお会いする方も多く、直接、お伝えできる場。本当に楽しく、ありがたいと感じます。

 

さて、本日は建国記念日。明治時代は紀元節と呼ばれ、国の誕生を祝う祝日であったようです。戦後GHQの統制下、日本人の団結心を高めるという懸念から、しばらく紀元節の祝日は認められず。ようやく、建国記念日として復活したのが昭和41年。なんと、私の生まれた年。建国記念日として復活するまでの間、9回もの議案提出と廃案を経ているそうです。野党の反発が大きかったようですね。

 

では、それほどまでの苦労を経て復活を遂げた建国記念の日。いったい何年前? 悲しいことにこの質問。答えられる日本人は少なくなりました。むしろ外国人の方が知っているくらい。(笑) 神武天皇が即位された日が建国記念の日です。旧暦で紀元前660年前の1月1日。現代の新暦に換算すると2月11日になる。よって、2月11日が建国記念日なのです。

 

古事記によると、天照大御神の孫である邇邇芸命。神様の地である高天原から地上(日本)に降臨されたとされる天孫降臨。邇邇芸命のお孫さんとされるのが神武天皇。天孫降臨の地とされる九州は高千穂を旅立たれ、現在の奈良県は橿原の地で、初代天皇として即位されたとされています。

 

それから2679年目を迎えるのが今日。現在の天皇陛下は125代目の天皇。1系で続く国。世界を見ても我が国、日本しかありません。素晴らしすぎて、凄すぎて、感動してしまいませんか。(笑) こんな素晴らしい歴史ロマン。知らない日本人が増えてしまったことを悲しく思います。反面、GHQのしたたかさに脱帽。

 

英国の歴史学者トインビーさんによると、歴史上、栄華を誇っていた国が滅亡するに致る過程には共通点があるそうです。理想を失った民族は滅びる。全ての価値を物やお金に置き換えて、心の価値を見失った民族は滅びる。自国の歴史を忘れた民族は滅びる。

 

いかがでしょう。GHQがいかにしたたかであったかよく分かりますね。戦後73年の時を経て、まんまと作戦通りに進んでいる日本。着々と、世界覇権を狙う隣国。次世代の日本に対してなにを残せるか。考える人が増えたらいいな~。そう思う建国記念日。亡くなった祖父を思い出す。祝日には必ず国旗揚げていたな~。祝日の国旗。少なくなりましたね。

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