皆様こんにちは、山中でございます。またまた瞬読ネタで恐縮なのですが、発売から約3か月。またしても増刷が決定。早くも5万3千部という快挙。10万部のベストセラーも夢ではないところまで伸びてまいりました。出版から3か月経ちましたが、まだまだ販売が伸びている様子。「この本書いたの妻です!」と、まさか人に自慢する日が来ようとは。(笑) 肩身が狭い今日この頃。

 

さて、受験シーズン真っただ中。連日受験に臨む生徒さん。合否の判定が下され喜ぶ者。まだ受験を終われない者。大学入試は悲喜交々。まだ全入試日程が終わったわけではありませんが、今年度の傾向。結論から先に申し上げると、私大入試に関しては『難』。

 

昨年、大きな話題となった私大の合格者数削減。そのあおりを受けた、昨年の高校3年生たちは、かつてないほどの厳しい年度となった大学入試を経験。例年であれば余裕で合格している点数でも不合格。後で新聞報道で掲載されましたが、東京と関西の有名私大だけで3万8千人も削減されていましたね。そら受からんわな。と、各進路指導現場も困惑した年度でありました。

 

それに対して今年。大方のプロと呼ばれている方の予想は、ゆりもどしで楽な入試になるのではないか。で、ありましたが、プロたちの安易な予想は見事裏切られる結果になっているようです。分かりやすく関西を例に出してみると、昨年は関関同立と言われる大学が特に厳しかった。対して今年。産近甲龍レベルだけでなく、偏差値ではその下に位置する大学までも、簡単に受からない。信じられますか?

 

それだけが全てではありませんが、簡単に説明すると。昨年の難関私大の厳しさに嫌気した成績上位層。国立の滑り止めも含め、安全パイであろう一つ下を選択。すると、元々、そのレベルの大学を志望して、本来ならば合格するだろう生徒たち。無残にもはじき出される。そんな分析。と、いう事は、勇気を持って関関同立を受験した層は、昨年ほど厳しくなかったのかもしれませんね。結果論ではありますが。

 

そんな中でも、ずっと準備を怠らなかった生徒さんは合格をしてくれています。上位高校からでも簡単に受からない大学に。今津高校からの神戸薬科大合格。西宮南からの有名私大等。本当に嬉しいニュースです。高校で大学入試が決まるわけではない。今年も結果で見させていただきました。

 

偏差値にして上位の高校へ合格しても、偏差値基準が下の高校でも。大学入試に特別扱いはありませんよ。どこがゴールですか?過去の受験の常識は通用しない時代が到来してます。入試改革はまだ先ですが、既に起きている変化。よーく見といてくださいね。情報をいち早く集め、備える。知らなかったでは、後悔することに。本当に入試も大転換期です。対策は私どもにお任せくださいね。

 

 

 

 

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