皆様こんにちは、山中でございます。昨日、オンライン説明会へご参加くださった皆様。本当にありがとうございます。これまでの保護者説明会では、その場所にお越しいただく必要がありましたが、オンラインはご自宅からでも受講可能。本当にたくさんのご参加をいただけました。便利な時代です。

 

さて、昨日の保護者説明会に限らず、受験説明会においても、保護者様の最大の関心事はお子様の勉強の話。受験にテーマを置いた教務面の情報伝達となると、目は真剣そのもの。よって、受験のその先の未来のお話に関しては、前座のような感覚で聞かれていた方が多かった印象。これまでは。

 

多くの人がそうなのですが、目先のことはより具体的なので興味がわく。一方で、子どもが社会人になった未来がどんな時代なのかは無頓着。なんのために学ぶのか?ここが重要なのに、親も子も、とりあえず大学へ。何十年も続いた子育ての常識から抜けられずにいる。時代が大きく変わっているのに。

 

さすがにこの3カ月で身の回りで起こった急激な変化により、これまで私の話を半信半疑で聞いていた保護者様も、昨日は我が事として捉えてくださった手応えがありました。学生が終了した後、当然のように就職をする。できれば安定している企業へ。その常識自体が大きく揺らいでいる現在。子どもの指導者たるべき親から、頭をリセットしなければなりません。学ばなければなりません。変わりゆく社会の中、子どもたちが迷ったときには、いくつかの選択肢を提示してあげられるように。

 

この先の未来がどうなるのか? そんなことは誰にも分かりません。だからこそ、自分たちで創って行ける。それがおもしろい。楽しいのです。人は知らないことに恐怖を感じます。昨日の私の話を聞き、不安になった方がいたとしたらごめんなさい。伝え方が下手なだけ。実際はもっと人間らしい生活を楽しめる未来が来ると思っています。安心してくださいね。

 

今日の最後に、時代と共にやり方は変わっていきます。しかし、在り方は不変です。人としてどうあるべきか。企業としてどうあるべきか。ここが軸となり、新しいやり方が生まれる。人間らしさとは? 私は優しさであり、思いやる心だと信じています。どんな時代になろうとも、そこだけは見失わないでくださいね。

コメントは利用できません。