(写真は東京モーターショーより)

 

皆様こんにちは、山中でございます。今日は各教室長が集まって、進学会議を行っています。生徒それぞれの志望校と内申評価を睨みながら、ご家庭の要望を加味しつつ、併願校から本命校。受験結果が生徒たちの求める結果に近づくように。教室長達は熱く議論を繰り広げていました。受験生にとっては最後の追い込み。冬期講習目前です。

 

さて、本日の進学会議は目先の未来についての会議。生徒個々の目先の進路は、その先どこへ進むのか。こちらについては決まっているご家庭は少ないですね。だからこそ、より選択肢が広がる普通科への進学が圧倒的に多いのでしょう。

 

ここ最近お伝えしているモンゴルの中学生。将来は社長になりたい生徒が多い。そのために、どういう進路で何を学ぶのか。ある程度、ハッキリしているようです。海外志向が強い一つの理由ともなっています。

 

日本はどうか。時代が変わり、安定と言われていた大企業も。影響力は年々弱まり、ビジネスモデルの変革が求められています。その選択を間違えれば、最悪の事態へ。少しでも、フットワークを軽くしたい企業。45歳以上はリストラ対象。今の日本はそんな感じです。

 

次の時代へ。どこを目指すのか。確立した前例がないからこそ面白い。そのような視点を持ち、高校選びができるといいですね。でも現実は、『とりあえず、公立。』そんな声が多数。

 

日ごろの学びのお裾分けを少し。現在も不足しているAI人材。約10年後の2030年には、全世界で75万人が不足すると言われています。現在もAI人材の奪い合い。GAFAと言われるプラットフォーム企業。高額の報酬を提示して、AI人材の囲い込みを進めています。アメリカに約40%が集結しているそうです。日本には10%も居ません。興味ある分野なら、将来職に困ることはないでしょう。工学系への進路選択ですね。

 

他には、財務が分かり、資金調達ができる人材。最近の企業役職で言うとCFO。最高財務責任者です。今後、欧米型の経営スタイルが増えるだろう日本。株式上場や企業買収が増えて行きます。現在も、上場準備に必要な大手監査法人は順番待ちの状態。よって、税務ではなく財務を極めていくと仕事はいくらでもあります。商学部など、文系学部からも可能です。

 

多くの産業が再定義。異業種同士の合併統合が益々増える。またそうせざる得ない時代変革。この分野で大きく遅れている日本人。常識のスイッチをシフトする必要がありそうですね。

 

そうは言っても、まずは高校受験。生徒諸君、冬期講習がんばりましょう!

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