2015.7アミティホール(1300名収容)にて夢講演親子セミナー(第1弾)(臼井博文先生)
2015.9アミティホールにて夢講演親子セミナー(第2弾)(臼井博文先生)
2015.12アミティホールにて夢講演親子セミナー(第3弾)(臼井博文先生)
参加人数1000人以上!
● ダメな生徒などいない!ダメな指導者がいるだけだ!(汗)
身近なところで「ビリギャル」の映像からスタートです。『勉強キライ!』そう思いながら、机にも向かわないわけですから、できるようになるはずがないですね…。
裏を返せば、勉強が好きになることさえできれば、誰でも伸びるということなのです。
また、「寝る気マンマン」の生徒を力づくで…、どんなに叱り飛ばしたところでうまくいくはずがないのですよね。
この冒頭の話題は、私たちを含めた大人にこそ、グサッと刺さる内容だったのではないでしょうか。
では、「寝る気マンマン」で机に向かう状態から、「やる気マンマン」状態に自分をコントロールする方法とは…?
● 保有能力と発揮能力?!
みなさんは、ここ一番で実力を発揮できるタイプですか?
プレッシャーに弱くて、失敗するともうダメになっちゃって、本番に弱い人っていますよね。
それにももちろん原因があります。
たとえば、一生懸命勉強してたくさんの知識を身に付けたとします。
これは保有能力を高めているということです。
多くの人がこれが全てだと思い込んでいますが、いくら保有能力を高めても、『発揮能力』を高められるトレーニングをしなければ、せっかくの努力も、ツカエナイ能力に終わっちゃうのです。
そのポイントになるのが、「感情」。
本番で成果が出るか出ないかは、「気分次第」なのです。
だから、「感情をコントロールする能力」を高めることがすごく大切になります。
● コントロールできないことは一切気にしない (by イチロー)
多くの人の間違いに、「コントロールできないことをコントロールしようとする」ということがあります。
では、コントロールできないこと、って何でしょう?思いつきますか?
過去(の経験)、天候、時間、他人の気持ち…など私たちを取り囲む環境にはそうしたことが盛りだくさんです。
「今日は天気が悪くてなんだか気分が乗らないな…」という経験、あるでしょ?
そんなことにいくらエネルギーを注いでもイイことなんて何もないのです。
では、コントロールできることは何か。
それが、先ほど述べた「感情(自分の気持ち)」です。
「気持ちをコントロールする」と言われても、できるんだったら最初からやってるわ、と思いますよね(笑)?
そこで、実はもっと具体的に、コントロール可能なものを教えていただきました。
人間が唯一コントロールできるもの、つまり…『呼吸』です。
● あがったら、さげる!さがったら、あげる!~カームダウンとサイキングアップ
「息を吸う」という行為は、自動車でいう「アクセル」のようなもので、息を吸うことによって緊張は高められます(サイキングアップ)。
過呼吸はそれが行き過ぎた状態です。
一方、「息を吐く」という行為は、ブレーキです。
ため息をつくとテンションが下がりますよね。
あれと同じで、息を吐くことでリラックス状態を作ることができるのです(カームダウン)。
つまり、「呼吸」は心をコントロールしてくれているのです。
● 3秒ルールをマスターしよう?!
あがりすぎてても、さがりすぎてても、パフォーマンスの水準は極端に低くなります。
うつむいている、動きが遅い、眠くなる、声に力がないなどの状態は、日常的によくある「さがっている合図」です。
こういう「身体の変化(合図)」に敏感にアンテナを張っておくこともすごく大切ですね。
『あ、今さがってるな』と感じたら、ココでサイキングアップです。
簡単に言えば、(腹式)呼吸を、少し速めのテンポで繰り返すことです。
呼吸を意識できるようになったら、次は「言葉」です。脳は思ったことよりも言ったことを信じます。
本心でなくてもOK!嘘でもOK!マイナス感情が出てきたら、「3秒以内」にプラスの言葉を発しましょう。
だいたいは、「さがっている」状態のときの方が多いと思います。
でも、「さがり」なんて怖くありません!さがったら、あげる、だけ!
たとえば、『しんどいな…』と言った直後の3秒以内に、『よ~~し!やるぞ!!』と嘘でもいいから言うだけなのです。
そうすることで、勝手に、脳はプラスの感情に切り替わっていきます。
イチローの打席でのしぐさや五郎丸ポーズも、これと同じで、動作をとることで、脳の中で「成功イメージ」を高めているのですね。
そういうプラスワードをワークショップ形式で考え、互いに発表しあいました。
会場が熱気に包まれ、プラスのエネルギーが溢れだしていた瞬間でしたね。
● 他喜力
そして、最後にもう一つ。
心に留めておきたいことを臼井先生は教えてくれました。
「他喜力」です。
「いざというときに強い人」とは、「周りの人のためにがんばれる人」です。
喜ぶ人が「見える」と、人はやる気になります。
「ありがとう」と言ってもらえることが諦めない力になります。
これから受験を迎える生徒のみなさん、合格して喜びを伝えたい人の顔を思い出しましょう。
一緒に笑いたい仲間たちや先生の顔を思い浮かべましょう。
そして、その人たちのためにも目標を達成し、夢を実現させてください。
『夢は書くと目標になる。そこに日付を入れると現実になる』
臼井先生はそうおっしゃっていました。そこに、「誰か」の笑顔を添えましょう。
そして、セミナーでの学びを実践し、夢を叶えるのです。
そのとき、これまでみなさんを支えてくれていた人たちからは、きっと、大きな大きな「ありがとう」が届けられることになるでしょう。