皆様こんにちは、山中でございます。今日から正月休みの会社が多いようですね。日本列島を包み込む大寒波。帰省や旅行など、マイカーで移動される方は、充分にお気をつけくださいね。

 

さて、多くの人たちがお休みに突入し、日頃の緊張感から解放される年末年始。ですが、年明けに入試に臨む受験生には、最後の追い込み時期。すっかり恒例となったSS受験特訓。改め受験パーティー。今年も始まりました。開講式では、私も講話をさせていただきました。

 

何事も、ずば抜けた成果を出し続けるコツ。義務感でやらない。~しなければ!等、追い詰められた精神状態の中、確かに一定の成果を出すことができます。それは、締め切りホルモンとも呼ばれるノルアドレナリンというホルモンが分泌されるため。しかし、いつもノルアドレナリンに頼っていると、そのうち燃え尽きます。

 

日本では、強制型の指導が良しとされ続けてきた関係から、多くの大人が間違った認識を持っています。スポーツの指導者などに見られる不祥事は、その典型。勉強の指導においても、「真面目にやりなさい!」「集中しなさい!」これらの声掛けは逆効果。(笑)なぜなら、いくら思考がプラスになろうとしても、感情がマイナスであれば、やる気も集中力も沸かないからです。

 

ここで質問。

あなたは目標達成日が楽しみでワクワクしてますか?

あなたは毎日が楽しみでワクワクしてますか?

あなたは誰かを喜ばせたくてワクワクしてますか?

あなたは環境や人に感謝してワクワクしてますか?

あなたは苦しいことがあってもワクワクできますか?

 

全てYESだった方。素晴らしいです。何をやっても、どんな状況でも目標を達成してしまう方です。恐らく既に、多くの成功体験を積んでおられる方でしょう。つまり、何が言いたいかというと、

 

成功したからワクワクしたのではなく、

ワクワクしたから成功したのである。

 

 

ここが重要なポイント。勉強=楽しい!ワクワク!そんな感情が沸く生徒なら問題なし。勉強に対する感情がプラスなので、主体的に成長するでしょう。反面、勉強=不快!逃げたい!そう条件付けされている生徒は、まずここから改善してあげる必要があります。しかし、昔型の指導者は、ここが分かっていないため、益々、生徒の感情をマイナスに導く声掛けをしてしまうのです。社会問題のパワハラも、ここの認識のずれ。

 

本日の講話は、そんなことを生徒たちに伝えました。「勉強は苦手だ。」「俺はやっても無理だ。」「数学なんてできる訳ない。苦手ですから。」過去の経験から条件付けされた前提条件。このままでは、努力しても効果は薄い。そこで、「君たちは頭が良すぎて勉強ができなくなっているんだ。だって、過去出来なかった記憶を長期間覚え続けているやろ。つまり、頭が良いという事!」そんな話をさせていただきました。

 

そして、受験であれ近未来であれ、これまでではなく、これから創って行けるもの。出来ない自分から出来る自分へ。出来てる子は更に出来る自分へ。変身を遂げるために、年末パーティーを愉しもう!緊張感で表情が固まっていた生徒たち。良いリラックス状態で、午前のテストに臨んでくれました。

 

最後に今一度。成功したからワクワクしたのではなく、ワクワクしたから成功したのである!

感情が思考と体調に影響を与えるのです。感情です!

皆様ワクワクしてますか?リセットには絶好の年末年始。ワクワクする目標。自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。本年もお世話になりました。2019年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。ありがとうございます。深謝。

 

 

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