皆様こんにちは、山中でございます。昨日はAPジュニア立志の授業。生き方のお手本探し。生徒それぞれが、模範となる偉人を探すのが目的。義務的に伝記を読まされるのでは意味はありません。偉人の人生から生き方を学ぶ。その為のコツ。昨日は伝授させていただきました。ご興味ある方は、体験授業へどうぞ。保護者様も同席できます。

 

さて、本日も研修旅行より。3日目の最終日。私たちは佐世保を訪れました。かなりタイトなスケジュール。どこへ行ったかと言うと、海上自衛隊佐世保資料館⇒車内にて佐世保バーガー昼食⇒浦頭引揚記念資料館⇒針尾送信所⇒無窮洞⇒片島魚雷発射場。これを1日で回りました。

 

私たちが回った施設。全て知ってるよ!という方はかなりの通です。(笑)私どもの研修旅行。観光化されていないけど、見ておかなければならない場所を巡る旅。旅行会社様が感心する企画の旅。私の知り合いからも問い合わせがよく来ます。(笑)

 

簡単に、ほんとに簡単にご案内すると、海上自衛隊佐世保資料館は、海上自衛隊(旧帝国海軍)の歴史が展示されています。幕末から日清、日露戦争の流れは、先人たちの息使いまで聞こえそうです。最近の海上自衛隊の活動もビデオにて鑑賞。我々が知らない所で、命を懸けて国を守ってくれている姿にただただ感謝。

 

浦頭引揚記念資料館。こちらは、敗戦後、国外にいた日本人(軍人、民間人)が引き揚げて来た港。悲しい史実がここにありました。無窮洞は、戦時中、ある小学校の校長先生が度重なる空襲から児童を守るために、生徒たちと教師が共に作り上げた防空壕。見事な作りで、小学生が掘ったものとは思えませんでした。

 

針尾送信所は、日米開戦の無線。「ニイタカヤマノボレ1208」この有名な暗号が打電された場所。と、言われてますが、事実は違うようです。ただ最近の調査で、中継されたことは事実であることが判明したそうです。片島魚雷発射場跡。その名の通り、魚雷を調整して発射実験をしていた場所。朽ち果てた施設がそのまま残っている遺痕でした。

 

観光地化されていない施設がほとんど。戦争の語り部がどんどん少なくなる現在。昔、ここでこんなことがあった。そんな史実を語り継ぐために、自治体がボランティアの方と共に努力をされています。この旅で一番私の心に響いたこと。事前にアポを取って訪れた私たちのため、高齢のボランティアさんが下調べをし、資料を用意して対応してくださったこと。

 

「まだ時間大丈夫でしょ!」の言葉の裏に、まだまだ伝えたい。そんな想いがひしひしと伝わってきました。が、残念ながらタイトなスケジュール。準備してくださった説明は聞けず。そんな訳で個人的にもう一回行きます。(笑)結論。戦争してはいけません!

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