皆様こんにちは、山中でございます。私が授業をする唯一の場。APジュニア立志塾。夏休み明けからは、自分軸を築いていくために、偉人の生き方から学ぶ。そんな訳で、「好きな偉人いる?」と質問。反応は「し~ん」(笑)そこで、「次までに研究すべき偉人を一人決めておいで。」個々に課題を与えました。

 

ふと気になり、翌日の朝礼にて、社員さんたちへ同じ質問。「尊敬する歴史上の偉人は誰?その人のどこが好きなの?」歴史が好きそうでない、若い社員さんにあえて質問。そして、返ってきた答えに絶句。(笑)まず、質問の答えになってない。アニメのキャラクターに現役の芸人さん。それはそれで面白いのですが・・・

 

ある程度の齢となると、お付き合いする層が社会的に地位が高い人になっていきます。日常会話の中で、この人を信頼するか。お付き合いをすべきか。知らず知らず、選ばれていると思います。

 

久しぶりに修身教授録(森信三先生)より。

人を知る標準

「人を知る標準としては、第一には、それがいかなる人を師匠としているか、ということであり、第二には、その人がいかなることをもって、自分の一生の目標としているかということであり、第三には、その人が今日までいかなること、すなわちその人の今日までの経歴であります。」

 

「そして第四には、その人の愛読書がいかなるものかということであり、そして最後がその人の友人いかんということであります。大よそ以上五つの点を調べたならば、その人がいかなる人間であり、将来いかなる方向に向かって進むかということも、大体の見当はつくと言えましょう。」

 

師匠となる人物が身近にいなければ、歴史上の偉人から見つければいい。この人が何を為したか。そんなとこはどうでもよい。そこに至るまでの経緯や出会いや生き様。そこが読むべきポイント。偉人でも全人格的に完璧な人などいない筈。同じ人間なのです。しかしながら、150年以上前から名前が今も残る人たち。それだけでスゴイこと。是非、自分だけのヒーローを探してほしいものです。

 

真に敬すれば、自分の人生の歩み方。選択。見えてくる筈。

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