皆様こんにちは、山中でございます。本格的に夏到来。高校野球の地方予選も白熱。続々と代表校が決まって
います。残念ながら長男の高校は準決勝敗退。既に春の選抜を目指し、新チームが始動しています。高校球児も
受験生も熱い夏を過ごしています。
 さて先日、ユニクロやアスクルを代表に、いくつもの企業の株式上場に携わり、上場請負人とも呼ばれている公
認会計士。安本隆晴先生の勉強会に参加させていただきました。
 ユニクロがまだ創業期に近い時期から、柳井正社長と共に歩んできた安本先生。当時の状況も含め、なかなか
聞けないお話をたくさんしてくださいました。
 その中から、日本は『課題先進国』と、いうお話。少子化により、企業の売上が下がる。労働者が不足する。年金
の負担が急激に増す。生き残るために海外に出ていく企業が増え、海外で働くことが当たり前の時代になる。そん
な環境の変化を早く察知。素早く対応できる組織の重要性をお話くださいました。
 質疑応答の中で質問させていただいた私。安本先生からかる~く、お叱りを受けてしまいます。「悲観的な未来
予測に対して~」と、私の質問の中のワードに対して、先生は、「そんな言葉を使ってはダメですよ!ましてあなた
は教育の仕事なんだから!」と、そこだけは温厚な先生が真剣にくぎを刺してくださいました。
 確かにそのとおりです。先生の言葉を素直に受け入れた私に、「とにかく考える子供を育ててください。みんなと
同じではなく、今ある常識を疑うこと。違いを作り出せる人を。それが価値となるのです。考えて考えて考えて、実
行できるようになる教育をお願いします!」そのような熱いメッセージをくださいました。
 中央大学大学院で、特任教授もお務めになった安本先生。次代を担う、若者にかける期待は大でした。日常で
は聞くことができない考え方。ブログを読んでくれている生徒諸君に共有させていただきます。先生の言葉。よ~く
噛みしめてくださいね。

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