皆様こんにちは、山中でございます。今日は東京出張。ここのところの東京の暖かさ。油断したわけではありませんが、今日は寒い東京です。ですが、既に桜は満開のところが多く、至るところで咲き乱れ。なんかほっとしますね。
さて、数ヶ月前から、新しいプロジェクトに着手しております。プロジェクトチームには、著名な数学参考書の責任執筆者である大学教授。AI含め、システム開発のエンジニアの方が参画してくださっています。
昨日、プロジェクトチームのSNSに、経済産業省が次世代の数学教育に力を入れる。との記事を共有されました。アップしてくれたのは、エンジニアの方。その記事を受けて、チーム内SNSのやり取りが活発化。
この先、論理的思考力を養うための読解。グローバル化へ向けた英語4技能。それらにプラスして数学力。と、子どもたちは、体得しなくてはならない課題が次から次に現れます。一足先に諸外国では、AI技術者の争奪戦が行われ、日本国内は人材が不足。エンジニアの報酬はうなぎ登り。アメリカの人気職種ランキングでも、各種エンジニアはトップ10にいくつもランクイン。
おそらく近い将来、高校生の文理選択も今のようには行われなくなるでしょう。ならば、どんな生徒も数学を好きになってもらう必要があります。IT の時代だからこその仕組みづくり。プラスして、指導する側の先生の育成。どちらかというと、後者が急務。数学が楽しい。面白い。そう生徒が感じる先生をふやさなければ。問題解決には至りません。
そこに使命を見出された、プロジェクトチームの大学教授。魅力ある数学講師をたくさん育てたい。と、宣言してくれました。正直、ビジネス的には魅力ない話です。(教授先生、正直でスミマセン。)笑 ですが、こういう話、私は大好きです。誰かがやらねばならぬこと。手を挙げてくださった覚悟と心意気。こちらも応援したくなりますよね‼️(私だけ?)
正直、魅力ある数学講師が増えたら、子どもたちは、数学を好きになるでしょう。嫌いになる生徒も減るでしょう。ワクワクします。こうして誰かが蒔いた種が、なん十年後になるかも分かりませんが、花を咲かせる。種を蒔いた人は、見事に咲いた花を見ることはできないかもしれません。ですが、我々も先人が蒔いた種によって芽を出している。そう考えた時、私の関わる教育のお志事。スゴいことをさせてもらってます。
今日も全国で、熱い志を持った先生方が、未来のために種を植えている。そう思ったら、私も負けてられません。今日1日も、いつか花咲かすことになる種を、植える1日。重要な1日です。今日も全力で‼️