皆様こんにちは、山中でございます。停滞し続ける空気の中、時は無情に過ぎ去りますね。今日から暦は5月へ。お天道様の恵みがいっぱいの一日でした。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、昨日のブログにて宣言したひまわり活動。元々はどんなきっかけで誕生したのか。昨日、張り付けた動画を見ていただいた方はご理解いただけてると思います。

 

2011年3月11日。東日本大震災が起きました。福島県は地震による津波の被害の他、原発での事故が発生。農地がダメになったばかりではなく、漁業、観光と、全てと言って過言ではないくらいに壊滅的被害を受けました。なにもかも、一瞬で無くなってしまったのです。

 

県民みんなが沈んでいる。もうだめだと、悲観的空気が蔓延する中、若き経営者たちが立ち上がります。しかし、放射能により汚染された土。原発の風評被害他、なかなか突破口が見つかりません。そんな時、「ひまわりで地域の復興ができないか。」チームのメンバーの口から出た一言から、ひまわり活動はスタートして、現在も全国で取り組まれています。

 

NPO法人チーム福島の代表者は半田さんという、私の大切な友人です。広島出身ながら、福島のために、命がけで活動を続けてきました。元、伊藤忠商事出身の半田さんですが、今はその面影はなく、まるでお坊さんのようです。(笑)

 

ただ、ひまわりを咲かせるだけでは面白くない。ひまわりから循環が生まれないと。福島で咲いたひまわりの種を全国の里親さんに発送。この業務は、障がいを持った人たちのお仕事です。全国に送られた種から、また花が咲きます。全国で咲いたひまわりから種を集めて、またまた福島へ集められます。その種から燃料に使う油を搾る。また、残った種は福島で撒かれ、花が咲きます。そして、そこで取れた種は全国へ。素晴らしい循環でしょ。

 

コロナで全国的に暗い雰囲気。ですが、あの震災の惨状に比べれば、全然戦えます。町を歩く人たちに明るい希望を与えられるかは分かりませんが、太陽に向かって咲く、色鮮やかなひまわりは、人々を元気にしてくれると信じています。自分にできること。大したことではありませんが、一人、またひとりと、ひまわりを咲かせてくださるご家庭が増えるといいな~とは思っています。(笑)

 

最後に、このひまわり活動。実は阪神淡路大震災が元々の発生。復興のシンボルとしてたくさんのひまわりが植えられたのだそうです。苦しい時に、人を勇気つけてくれる花。ひまわりの種を撒きましょう。60日後、大輪の花で街を彩りましょう。種、あります。お声がけくださいね。私は今から、土を買いに行ってきます。(笑)

コメントは利用できません。