皆様こんにちは、山中でございます。今日は、毎日の業務報告より、またまた
GQ甲子園校、廣田先生の報告をご紹介いたします。
 『小6受では、また違った空気感で授業しました。厳しくしました。30問の漢字の載ったテキストがあるのですが、
丸々30問3分で時間を切ってテストします。最初は、ムリだろうという表情をしたので、そこでガツン。
 ①15問→②20問→③24問→④27問→⑤29問→⑥30問
 という感じで推移しました。すぐ泣く子なので、泣きながらのテストになりましたが、たいした努力もせずに流す涙
など甘え根性以外の何物でもない。二度とそんな涙流すな、と突き放しています。
 どうなっていくかなー、と思いましたが、良かったのはそれからで、大変よーく集中して立腰も崩さず、鉛筆のスピ
ードも速く、やり切りました。表情に、充足感がありましたので、聞いてみました。「楽しかったか?」と。生徒は、
「うん」としっかりうなずき顔をあげました。ペースを落としたり、笑い話をしたりするときの「楽しさ」とはまた違うや
ろ?できないと思っていたことができる気がして、自信も持てそうでしょ。こういう楽しさを求められる子になりなさ
い。と話をして、授業を終えました。』
 いかがですか。ぬるま湯にどっぷりと浸かって育った子供達。殻を破り、自信
を身に付けるには、このような体験が必要不可欠。そして、必ずそこには、明確
な目標を示し、達成へと導く『師』の存在があるのです。
 おそらくこの生徒、昨日の経験を一生忘れないと思います。

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